四十の手習い

やりたいことはとにかくやってみる。小さなことからコツコツとです

車検の見積もりを取ってきました

車検の内容ってなんなんだろうってことで改めて調べてみました。絶対に必要な費用として、重量税、自賠責保険、印紙代が¥61,740です。先日のディーラーでの見積もりが¥138,896。点検に消耗品に¥77,156が発生することになります。

エンジンオイルの交換が4回、ワイパーブレード2本分が2回、安心点検が2回、12ヶ月点検が付いてきます。エンジンオイルはホンダ純正のLEOというもので、いつも行くカー用品店では確か¥3,500くらいだった記憶が。フィルターは¥1,200、ワイパーゴムも、フツーのタイプのもので¥1000前後で¥2,000くらい。なので、パック料金を合計すると、3,500×4+1,200×2+2,000×2=¥20,400の費用です。

パック料金の残りの料金:¥44,120が点検費用になります。

価格表の個別の点検料金をみると6ヶ月が¥8,988、12ヶ月が¥15,698、車検が¥45,884となっていますので、先ほどの必要な書類の費用と消耗品と点検費用を合計すると¥171,298となり、定期点検パックにすると差額は¥3,2402となりパックがお得ですよということになります。貰ったプランにはフィットで約2,5000お得ですよとの記載もあり、消耗品の原価計算も含めて大きく外れてはなさそうです。

ただ、気になることが。車検までに行う6ヶ月点検や法令点検の12ヶ月点検。最初の車検まではちゃんと受けてましたが、昨年は12ヶ月点検をディーラーに頼んだ記憶がありません。担当者が変わる前は1年点検の案内が葉書に加え電話もかかってきて、嫁とも長く乗りたいから受けようで受けていたのですが、担当者が変わってからは葉書だけでほったらかしです。

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点検で何をやっているのかメンテナンスノートに記録されているので見返してみることに。

1年点検はというと

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点検項目にちゃんとレ点が付いています。ただ内容はというと少し車をいじった事があれば分かるレベル。CO濃度などは測定器が無いと計れないのどうにもなりませんが。

左ページを見ると

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細かな数値を記録する欄があるのですが、一切記載無しです。ディーラーって1年点検に関しても、街の整備工場なら半額の¥8,000前後ですから、絶対的な信頼の上に一番お高い料金を取るのですから、書類の記載はきっちりして欲しいなぁと思う所もあり、この程度の点検をまかせるのなら、他の指定工場でも良いのではないかという思いが出てきました。

そこでカー用品店A、買取・販売をやっている車検B(通勤車を買ったお店)、車検専門店Cの三つで見積もりを撮ることに。

結果としては

カー用品店A:約¥83,000
買取・販売点B:約¥90,000
車検専門点C:約¥88,000、
ディーラーD:¥138,8896でした。2年間の消耗品約¥20,000をD以外の料金に足してもDよりはお安くなります。税金とか必要経費はどこでやろうと関係なく¥61,740です。差額がお店が取る手数料。となるとお店による差は

A:¥21,260
B:¥28,260
C:¥26,260
D:¥77,156

となります。

それぞれの項目は違い、Aはブレーキフルード交換とエンジンスチーム洗浄が付いたお値段、Bは、次の車検までの年3回分(2年間6回分)のエンジンオイル交換が付、ATFやブレーキフルード交換、LLC強化剤が付いたプラン。Cは点検項目が100項目丁寧にやりますというプランで、消耗品の交換はオプションでした。

見積もりをやって気付いたことはDは、車を見ないでこのくらいの見積もりですに対し、A、B、Cは車を見た上で交換部品の必要性などの説明がありました。まだ5年なので特に問題はありませんでしたが次回以降はこの辺の部品の交換する可能性がありますよとか、いろいろと説明付でした。

絶対的信頼と技術のDは。。。。結果的にはエンジンオイル6回分のプランが付いたBが一番お得となります。なのでBを選ぼうかとおもったのですが、Bは1ヶ月前に通勤車を買ったお店で、契約したときにステップワゴンのオイル交換に使ってくださいとエンジンオイル無料交換券を3枚ほど貰ったりしちゃっているので、Bにすると交換券を使う必要が無くなってしまう。。。

嫁とその辺のことも含めて、今回はA、次はBに出すことにしました。オイル3回分は、無料で、残りは実費でも全然Dに比べればやすくなります。

まぁネットの評判を見ると、ディーラー最高、AはDと比較にならないなんて言う口コミ多数(汗)Cに関しては、車いじりをしている人のブログではコスパ最高との評価。Bのエンジンオイルに関してはグレードが低いとかで。店が言うにはSNの最高グレードの部分合製油なのですが。世の中、人の思いが社会を作り上げる社会実現主義ですので、内容がどうであれ、今の時代はディーラーが最高という現実が作り上げられています。なので、ここは人柱になってみようかと思います。

1年点検に悪評書かれる他のお店の倍の料金を取っても、測定結果の詳細な数値は記録せず、レ点しか書かないディーラーが最高とは私自身は思えません。担当者がこまめにフォローをしてくれていたので”多少高くてもいいか”でしたが、葉書一枚なら車検は他業者、何かあったときは整備工場かディーラーに頼めば良いだけの話です。ただ修理に関してはAやCはちょっとパスです。

ディーラーも今は、信頼と実績ですが、AとかBとかCみたいにいろんな車を取り扱っていて実績を積み上げていくと、ディーラーの品質ってなんなのかが問われてくるのでは無いかと思います。

最近はやりのエンゲージメントマーケティングで分類すると

AはDに比べて安い車検を呼び水に店に足を向ける回数を増やすことでAにのめり込んで貰う、Bも足を運んで貰って次ぎ買う車、乗ってきた車の買い取りをやりやすくするのにエンジンオイル交換でつなぎ止める、Cは多様なプランでコスト重視(最安値プラン)やリッター¥100でのオイル交換で安さを求める人をつなぎ止めなのかなぁと。Dが出来ることと言えば安さ以外の技術力や品質なのですが、お金を払ってでも安心感を求める人をつなぎ止めることをしないといけないのですが、A、B、Cが時間の経過と共に大丈夫だと言うことが知れ渡ってくると、安心感以外に個別対応でのつながりを全面的に出す必要があると思います。Dの前担当者がいたら、こんなクソ面倒くさいことも考えることなく、安心して車検を受けられたのですが、今となってはコスト計算やら店の技術力とか自分なりに確認しないといけなくなっちゃいました。担当者の力ってDにとってはとてつもなく大きいモノだと思います。